040:「癒される言葉」vs「疲れる言葉」——サロンで使い分けるコツ
「癒やされる言葉」と「疲れる言葉」を上手に使い分けよう!
サロンに来るお客様の多くは、日々の疲れやストレスを癒したいと考えています。そのため、セラピストの言葉選びは施術と同じくらい重要です。言葉には、人をリラックスさせる力もあれば、無意識のうちに疲れさせてしまう力もあります。今回は、「癒される言葉」と「疲れる言葉」の違い、そしてサロンで上手に使い分けるコツについてお伝えします。
「癒される言葉」とは?
癒される言葉とは、聞くだけで安心感を与え、心と体をほぐしてくれる言葉です。リズムが穏やかで、柔らかい響きを持ち、ポジティブなイメージを連想させるものが多いですね。
- 「ゆっくり深呼吸してみてくださいね。」
- 「このオイルは体をじんわり温めてくれますよ。」
- 「お疲れの部分を、やさしくほぐしていきますね。」
- 「ここにいる間は、何も考えずにリラックスしてください。」
こんな言葉は、施術中の心地よさをより強く感じさせ、お客様に「ここに来てよかった」と思ってもらいやすくなります。
「疲れる言葉」とは?
一方で、知らず知らずのうちにお客様を疲れさせてしまう言葉もあります。否定的な表現や、過度に情報量が多い話題などがそれに当たります。
- 「最近、お仕事お忙しいんですか?大変ですね。」(→忙しさを意識させてしまう)
- 「この前のニュース、ひどかったですね。」(→ネガティブな話題はリラックスを妨げる)
- 「今日はすごく疲れてますね!コリがひどいですよ。」(→疲れを強調すると気持ちが重くなる)
- 「○○さんは普段どんな運動をしていますか?運動しないとダメですよ。」(→プレッシャーを与える)
このような言葉は、お客様に無意識のうちにストレスを与えたり、会話が負担になったりすることがあります。
特に施術中は、お客様が静かに過ごしたいと感じている場合もあるため、注意が必要です。
サロンでの言葉の使い分け方
では、実際の施術や接客で、どう言葉を選べばよいのでしょうか?初めて会う方・リピーター様でまた会話の言葉選びは違ってくると思うのですが、やはり基本にしたいなと思う事柄を書いてみます
- お客様の状態を見極める
たとえば、フットバスに入った時点で目を閉じて深呼吸しているお客様には、無理に話しかけず「また〇〇分後に戻どりますね。ゆっくりお過ごしくださいね」と一言添えるだけで十分です。
- ネガティブな表現を避ける
- 言葉のトーンやリズムを大切にする
- 「余白のある会話」を意識する
言葉の力を活かして、より深い癒しを
セラピストの言葉は、施術の一部とも言えます。お客様が心からリラックスできるよう、言葉の使い方を意識することで、施術の効果をさらに高めることができます。
「癒される言葉」と「疲れる言葉」を上手に使い分けながら、お客様にとって最高のリラックス空間を作っていきましょう♡
